【エステサロン】集客力アップに繋がるブログの書き方を徹底解説!
エステサロンの広告宣伝に役立つ媒体の1つとして、ブログが挙げられます。エステ業界に限らず、インターネットの普及とともにWeb上での集客が主流となりつつあり、多くのサロンが積極的にブログを活用しています。 ただし、どれだけブログを更新しても、一向に集客力の改善に繋がらないサロンも少なくないようです。
そこで、今回のコラムでは、エステサロンの集客力を高めるブログの書き方について詳しく解説していきます。ブログを活用するメリットやデメリットについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
エステサロンがブログを活用するメリット
エステサロンがブログを活用するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
- 少ないコストで集客できる
- 幅広い客層に向けて集客できる
- 伝えられる情報量が多い
少ないコストで集客できる
エステサロンの広告宣伝に用いる媒体の多くは、コストがかさみやすい傾向にあります。チラシを配布する場合は都度印刷費がかかり、Web広告を出稿すると高額な掲載費が発生します。
ブログの場合、空いた時間に積極的に記事をアップすることで、コストを抑えつつお客様がサロンを認知するきっかけを増やしていけるでしょう。使用するブログツールによっては、開設や運用を無料で行えることもあります。
幅広い客層に向けて集客できる
20~40代の利用者が多いInstagramや10~20代を中心に親しまれているTikTokに代表されるように、SNSは若年層へのアプローチに優れています。しかし、SNSになじみの薄い方や年配の方の集客にはあまり適していないかもしれません。
一方、ブログは年齢に関係なく多くの方が利用するGoogleやYahoo!といった検索エンジンから閲覧できるため、幅広い客層に向けてアプローチすることが可能です。
ブログに掲載した記事の検索結果における掲載順位が上昇すれば、継続的に多くの流入を集められる可能性が高く、安定した集客に繋げやすい点もメリットだと言えます。
伝えられる情報量が多い
情報を載せられるスペースが限られたチラシや、掲載できる文字や画像の量に制限が設けられているSNSとは異なり、ブログは文章や写真、動画を自由に載せることができます。見てくれる方に多くの情報を伝えられるのは、ブログの大きな魅力の1つです。
- 店内の写真
- 施術前後の写真
- お客様の口コミ
- スタッフのプロフィール
上記のような情報を掲載することで、ブログを見てくれたお客様がサロンの雰囲気を明確にイメージすることができます。サロンに関する情報を伝えて親近感を感じてもらえれば、安心して来店してもらえるでしょう。
エステサロンがブログで集客するデメリット
多くの流入を獲得できれば安定した集客効果が見込めるブログですが、以下のようなデメリットがある点に留意しておくべきです。
- 始めるのが大変
- 効果が現れるまで時間がかかる
始めるのが大変
一度始めてしまえばコストを抑えながら気軽に更新できる一方で、ブログは開設して運用を軌道に乗せるまでに時間や労力が必要になります。
ブログツールの中には、初期設定が複雑なものや操作が難しく使いこなせるようになるまでに時間がかかるものも少なくありません。Web上のツールに慣れていない方は特に、ブログを始める段階で苦労してしまうこともあるでしょう。
初期設定を専門家に依頼する、慣れない間は無理のない頻度で更新するなど、過度な負担を避けながら導入することをおすすめします。
効果が現れるまで時間がかかる
ブログにはSNSのように優れた拡散性はありません。さらに、更新した記事が検索結果で上位に表示され、安定した流入を獲得できるようになるまでには一定の時間が必要となります。
開設してから集客効果を実感できるまでに時間がかかることも、ブログを活用するデメリットの1つです。高頻度で記事をアップしているにも関わらず結果が出ず、気持ちが折れてしまうこともあるでしょう。
SNSと連携させたり、短期的に広告を出稿したりすることで、流入が増えるまでの時間を短縮できる場合があります。必要に応じて他の媒体と組み合わせてみてください。
エステサロンの集客力を高めるブログの書き方
ここからは、エステサロンの集客力を高めるためのブログの書き方のコツをご紹介します。
- 来店に必要な情報を明記する
- ペルソナを設定する
- ペルソナの悩みに特化した記事を書く
- SEOを意識した記事の更新を心掛ける
来店に必要な情報を明記する
ブログには、来店に必要な以下の情報を明記しておくことをおすすめします。
- 営業時間
- サロンの場所
- アクセス
- 予約方法
- お問い合わせフォームへのリンク
- メニュー
- 施術料金
ブログを通してサロンに興味を持ってもらえても、サロンに関する情報が記載されていないと来店を断念されてしまう可能性があります。ホームページを見たり電話で問い合わせたり、来店に必要な情報をお客様が自ら入手しなければならないためです。
ブログを見るだけで来店できるよう必要な情報を掲載しておけば、来店までの導線がスムーズになります。ブログをきっかけとしてサロンを訪れてくれるお客様の増加が期待できるでしょう。
ペルソナを設定する
エステサロンはもちろん、多くの美容学校や美容に精通している専門家がブログを更新している昨今。「誰に向けて書いているのか」が曖昧な記事をアップしていても、美容に関する記事が無数に存在する中でお客様に興味を持ってもらうことは難しいです。
商品やサービスを利用してくれるお客様を想定した、仮想の人物像であるペルソナを設定することをおすすめします。実在している人物であるかのように、以下のような情報を細かくイメージしましょう。
- 年齢・性別
- 居住地・職業・役職・年収
- 趣味
- 美容への関心
- 日々のスキンケア・ボディケア習慣
- 家族構成
- ライフスタイル
ペルソナが定まったら、ペルソナがどのような悩みを抱えているか、どういった表現を用いれば興味を持ってもらえるかを考え、ブログを更新する際に取り入れてみてください。 ペルソナに近い人物が記事を読むと「自分に当てはまる内容だ」と感じる可能性が高く、サロンにより強く興味を持ってもらえるでしょう。
SEOを意識した記事の更新を心掛ける
どれだけ良質な記事をアップしても、GoogleやYahoo!といった検索エンジンを利用している方に見つけてもらえなければ、ブログの流入は増えません。
サロンのことを知らないお客様に見つけてもらうためには、検索結果におけるブログの掲載順位を上げることが欠かせません。従って、SEO(検索エンジン最適化/Search Engine Optimization)を意識した記事を増やすことが大切です。
SEOにおいて最も重要なのは、お客様にとって有益な情報を発信することと、クローラー(検索順位を決定するシステム)が読み取りやすい構成を意識することです。具体的には、以下のようなポイントを押さえて記事をアップしていくと良いでしょう。
- 見出しやテキストにキーワードを盛り込む
- 写真や画像を適度に挿入する
- 記事の量や質を改善する
- 定期的に更新する
エステサロンのブログ運用における注意点
エステサロンで行う施術は医療行為ではありません。そのため、脂肪を排出する、肌荒れを解消するといった、医療行為を実施していると誤解されやすい表現を用いることはできません。
また、ビフォーアフター写真を掲載する際には特に注意が必要です。施術の効果の現れ方は個人の体質や生活習慣によって左右されますが、その旨を記載しないと「自分も必ず同じような効果が得られる」という誤解を与えてしまいかねません。
このように、ブログを運用する際には、見る人に誤解を与えないよう用いる表現に十分に気を配る必要があります。
ブログをきっかけとする来店を増やそう
エステサロンにおいてブログを活用する目的は、ブログをきっかけとしてサロンを訪れてくれるお客様を増やすことです。ブログを更新するだけで満足してしまっては、時間をかけて記事を作ってもお客様の来店を促すことは難しいでしょう。 今回ご紹介したポイントを取り入れて記事をアップするだけでなく、来店に繋がった記事で用いた表現を取り入れるなど、集客に繋がる手がかりを探ってみてはいかがでしょうか。