フェイシャルエステの種類を紹介!効果や施術の流れも詳しく解説
顔やデコルテを中心に、さまざまなケアが受けられる人気の施術「フェイシャルエステ」。
本記事では、フェイシャルエステの基本情報や種類、期待できる効果をはじめ、サロン選びのポイントや施術を受ける際の注意点について詳しく解説します。
目次
フェイシャルエステとは
フェイシャルエステとは、顔や首、デコルテを中心にケアするエステのことです。プロのエステティシャンが、専用の機器やハンドトリートメントにより、肌の悩みに応じたケアを行います。
これにより、肌のハリやツヤの向上、毛穴の汚れ除去、小顔効果、リラクゼーションなどの効果が期待できます。
フェイシャルエステの主な種類
フェイシャルエステの主な種類には、次のようなものがあります。
- ハンドトリートメント
- リンパトリートメント
- イオン導入
- ラジオ波
- 毛穴クレンジング
- 超音波洗浄
- EMS
- 角質ケア
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ハンドトリートメント
ハンドトリートメントは、エステティシャンが手を使って行うマッサージのことです。たるみやくすみ、むくみなどの改善だけでなく、人の手の温もりによるリラクゼーション効果も得ることができます。
リンパトリートメント
リンパトリートメントは、顔のリンパ管に沿ってリンパ液を流すマッサージのことです。リンパの流れを整えることで、老廃物や余分な水分の排出を促し、たるみやむくみの改善が期待できます。
イオン導入
イオン導入は、微弱な電流を利用して肌のバリア機能を一時的に弱め、イオン化した美容成分を角質層の奥深くまで浸透させる施術のことです。通常の塗布と比べて、肌の奥まで美容液を届ける効果が高くなるとされています。
ラジオ波(RF)
ラジオ波(RF)は、30MHz〜300MHzの高周波の電磁波を利用した施術のことです。身体の内部に熱を発生させて、コラーゲンやエラスチンの生成を促進する効果があります。
若々しく引き締まった肌を取り戻せるだけでなく、シワ、シミ、毛穴の開きの改善にも有効とされています。
毛穴クレンジング
毛穴クレンジングは、専用の機器やパック、ピーリング剤などを使って、毛穴に詰まった角栓や汚れを取り除く施術のことです。
日々の洗顔やクレンジングでは落としきれない毛穴の奥の汚れまでしっかり除去することができ、毛穴の黒ずみや開きの改善、ニキビの予防などの効果が期待できます。
超音波洗浄
超音波洗浄は、超音波の振動を利用して毛穴の奥深くに詰まった汚れや古い角質を浮き上がらせ、取り除く施術のことです。肌への負担が少なく、毛穴の引き締めやくすみの改善などの効果が得られるとされています。
EMS
EMS(Electrical Muscle Stimulation)は、微弱な電流で筋肉を刺激する施術のことです。顔周りの筋肉に電気刺激を与えることで、普段鍛えにくい表情筋を効果的にトレーニングできます。
シワやたるみ、むくみの改善が期待でき、血流促進によって老廃物の排出が促され、肌のターンオーバーの改善にも繋がります。
角質ケア
角質ケアは、肌の表面にある古い角質を取り除く施術のことです。ピーリングやスクラブ、ゴマージュなどのメニューがあり、肌のターンオーバーを正常化したり、くすみや毛穴の黒ずみを改善したりする効果があります。
フェイシャルエステの施術の流れ
一般的なフェイシャルエステの施術の流れは以下の通りです。
- カウンセリング
- クレンジング・洗顔
- 施術
- 仕上げ・アフターケア指導
カウンセリング
フェイシャルエステを受ける場合、多くのサロンでは施術前にカウンセリングを行います。肌質やアレルギーの有無、肌の悩みや目指す肌の状態などをエステティシャンが聞き取り、最適な施術プランを提案します。
クレンジング・洗顔
フェイシャルエステでは、施術の前にスチーマーやクレンジング剤などを使って、メイクや皮脂汚れを丁寧に落とします。さらに、洗顔を行い、古い角質や汚れを取り除きます。肌を清潔な状態にすることで、トリートメントの効果を高めることができます。
施術
クレンジングと洗顔が済んだら、選択したメニューに応じて、ハンドトリートメントや専用の機器を使用した施術が行われます。
仕上げ・アフターケア指導
肌を整えるための保湿や日焼け止めの塗布などの仕上げを行い、施術完了となります。その後、サロンによっては、エステティシャンから自宅でのスキンケア方法や生活習慣の改善など、アフターケア指導が行われます。
フェイシャルエステを受ける際の注意点
フェイシャルエステを受ける際の注意点には、次のようなものがあります。
- 日焼け直後や肌荒れ時の施術は避ける
- 自己流のアフターケアは控える
- アレルギーや持病がある場合は事前に相談する
日焼け直後や肌荒れ時の施術は避ける
フェイシャルエステを受ける際には、肌の状態に注意が必要です。特に、日焼け直後や肌荒れ時の施術は避けた方が良いでしょう。
日焼け直後の肌はバリア機能が低下し、刺激に敏感な状態です。このような状態で施術を行うと肌への負担が増し、炎症などのトラブルを引き起こす可能性があります。吹き出物などの肌荒れ症状が見られるときも、施術を控えるのが望ましいとされています。
自己流のアフターケアは控える
フェイシャルエステ後のアフターケアは、施術効果を持続させるためにとても重要です。しかし、自己流のケアをしてしまうと、せっかくの効果が台無しになる可能性があるため注意が必要です。
アフターケアを行う際は、必ずエステティシャンから指導された方法を守りましょう。特に、施術後の肌は敏感になっているため、適切な保湿や紫外線対策が欠かせません。
エステティシャンのアドバイスをしっかりと実践することで、肌の健康と美しさを長く保つことができます。
アレルギーや持病がある場合は事前に相談する
フェイシャルエステで使用する化粧品や施術内容によっては、アレルギー反応や体調の悪化を引き起こす可能性があります。アレルギーや持病がある場合は、事前にエステティシャンに相談することが大切です。
こうした情報共有は、適切な施術プランを立て、安全にサービスを受けることに繋がります。
フェイシャルエステの選び方
フェイシャルエステを選ぶ際に注目したいポイントには、次のようなものがあります。
- 施術内容
- 料金体系
- エステティシャンの質
- 口コミや評判
施術内容
フェイシャルエステには、クレンジング、角質除去、マッサージ、保湿、パックなどさまざまな種類があります。美白やアンチエイジング、ニキビケアなど、特定の肌の悩みに特化したコースを提供しているサロンも少なくありません。
自身の肌の状態や目的に合ったメニューを選ぶことで、より効果的なケアが期待できます。
料金体系
料金体系も、フェイシャルエステを選ぶ上での重要なポイントです。
フェイシャルエステの料金は、施術内容やサロンの設備、使用する化粧品のクオリティによっても変動します。一般的な相場は1回あたり5,000円〜20,000円程度ですが、これ以上の費用がかかるケースも少なくありません。
支払い方法も都度払い、コース制、月額制などサロンによって異なるため、料金体系をしっかり確認した上で、自身の予算や通いやすさに合った施設を選ぶことが大切です。
エステティシャンの質
フェイシャルエステの効果は、エステティシャンの質にも大きく左右されます。経験豊富で専門知識を持つエステティシャンは、肌の状態を的確に判断し、適切な施術を提供してくれるでしょう。
資格の有無やサロンが実施する研修制度の充実度も、エステティシャンの技術力の指標となります。ホームページなどを確認し、どのようなエステティシャンが在籍しているのかを確認しておくと良いです。
口コミや評判
実際にサロンを利用したことのある人の口コミや評判も、フェイシャルエステを選ぶ際にはチェックしておきたいポイントです。
口コミや評判を通して第三者による評価を知ることは、サロンの雰囲気やエステティシャンの接客態度、施術効果の有無などを把握する上で役立ちます。
自分に合うフェイシャルエステを見つけて美肌を手に入れよう
フェイシャルエステは、毛穴の汚れ除去や肌のハリ改善、リラクゼーションなどさまざまな効果が期待できる美容法です。
自分に合うフェイシャルエステを見つけるためには、施術内容や料金、エステティシャンの質、口コミなどを比較し、信頼できるサロンを選ぶことが大切だと言えます。こちらの記事を参考に、自分にぴったりのフェイシャルエステを見つけてみてください。