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エステティシャンの仕事内容は?1日の流れややりがいを紹介

お客様の「きれいになりたい」という希望を叶える手助けをするエステティシャン。主にお客様への施術を担当するというイメージが強いかもしれませんが、実際はお客様へのカウンセリングや備品の衛生管理といった幅広い業務を担っています。 今回のコラムでは、エステティシャンの仕事内容について詳しく解説していきます。エステティシャンの1日のスケジュールややりがいについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

エステティシャンの仕事内容

エステティシャンは、主に以下のような業務を担当しています。

  • 施術
  • カウンセリング
  • 物販
  • 清掃・在庫管理
  • アフターフォロー
  • 宣伝活動  

施術

お客様が希望するメニューに合わせて施術を行います。お客様がストレスを感じることなく施術を受けているかどうか常に気にかけつつ、施術をスムーズに行い時間内に完了させることが大切です。

自らの手でお客様の顔や身体をマッサージするハンドエステでは、お客様に気持ちいいと感じてもらえる絶妙な力加減が求められます。一方、専用の機器でお客様の身体をケアするマシンエステでは、機器を正確に操作する能力が欠かせません。

このように、エステティシャンに求められるスキルは、提供するメニューに応じて大きく異なります。身に付けるスキル次第で以下のように業務の幅をぐっと広げられる点は、エステティシャンの特徴の1つだと言えるでしょう。

  • 1種類の施術を極めてスペシャリストとして活躍する
  • 幅広い施術スキルを身に付けて担当できる領域を広げる  

カウンセリング

カウンセリングでは、お客様の生活習慣や現状抱えている悩みなど、施術メニューを検討する上で必要な情報をヒアリングします。その後、お客様にとって最適な施術を提案します。

初めてエステサロンを訪れるお客様は、緊張している場合がほとんどです。エステティシャンには、お客様の緊張をほぐし、抱えている悩みや理想とする姿といった本音を引き出すトーク力が求められます。

お客様にとって、カウンセリングは施術を契約するか否かを判断するポイントの1つです。さらに、カウンセリングを担当したエステティシャンの印象は、サロン全体の第一印象となり得ます。

カウンセリングのスキルを高めていけば、契約数を増やしてサロンの売上アップに大きく貢献することができるでしょう。  

物販

エステサロン全体の売上のうち、物販による売上は約20~30%を占めています。従って、物販はサロンの売上に大きく影響する要素だと言えます。

  • 商品の魅力を伝えてお客様に購入を促す
  • お客様の悩みに応じて最適な商品を提案する
  • 商品や美容業界に関するお客様の質問に答える

物販において、エステティシャンは会計業務の他に上記のような役割も求められます。商品の知識を備えておくだけでなく、新商品や美容業界の最新情報を積極的に入手すると良いでしょう。  

清掃・在庫管理

  • 店内の清掃
  • ベッドシーツや枕カバーの洗濯
  • 施術に使用する機器の消毒・メンテナンス
  • 備品の補充

お客様が快適に施術を受けられる環境を整えるために欠かせない上記のような業務も、エステティシャンの重要な仕事。

エステサロンではお客様の身体に直接触れることが多いです。店内が清潔感に欠けていると、お客様が気持ちよく施術を受けることができません。サロン全体のイメージが悪化し、顧客満足度の低下に繋がってしまう可能性もあります。

トイレの鏡がくもっている、脱衣所に糸くずが落ちているといったささいな気付きも、清掃が行き届いていないというイメージを与えるきっかけとなり得ます。店内の清掃は細部までこだわって実施しなければなりません。  

アフターフォロー

・来店してくれたお礼としてDMを送る
・キャンペーンやイベントの案内をする
・アフターケアについて詳しく説明する
・施術後の経過について確認する

 お客様の施術が終了した後も、上記のようなフォローを実施すると良いです。お客様を大切にしていることをアピールして特別感を抱いてもらえれば、サロンに継続して通い続けてもらえる可能性が高まります

手厚いアフターフォローを実施して長期的に利用してくれるお客様を増やせば、サロンに安定した売上をもたらすことができます。エステティシャン個人としても、ファンや指名客の獲得に繋げられるでしょう。  

宣伝活動

数多くの競合の中から選ばれ続けるためには、集客力をアップさせるための宣伝活動が欠かせません。小規模のサロンでは特に、エステティシャンがそういった宣伝活動を担うことも多いです。

近年は、ホームページやSNSなどのWeb上の媒体を用いた集客が主流となりつつあります。SNSで投稿するコンテンツを考案する、ホームページでブログを更新するといった活動を行っているエステティシャンも少なくありません

お客様がサロンのことを認知したり、親近感を抱いたりするきっかけを作り、来店に繋げられることから、宣伝活動は大きなやりがいのある業務の1つだと言えます。

エステサロンオーナーの仕事内容

エステサロンのオーナーは、お客様への施術や接客だけでなく、店舗全体を管理する業務も担います。具体的には、以下の要素について日々管理しなければなりません。

  • 備品の在庫
  • スタッフのシフト
  • 売上

売上目標を策定し、それに従ってサロンの経営方針を決定するのもオーナーの重要な役目です。広告宣伝に費やす費用や新たな機器を導入するタイミングなど、サロンの資金をどのように利用するかについて判断することが多いです。

自分の決断がサロンの集客や経営状態を大きく左右する可能性もあるため、オーナーには大きな責任感が伴います。

エステティシャンの1日の流れ

ここからは、サロンに雇用されているエステティシャンを想定して1日の流れをご紹介します。店舗によって異なりますが、エステティシャンは以下のようなタイムスケジュールで行動することが一般的です。

  • 9:00~:出勤・開店準備
  • 9:30~:ミーティング
  • 10:00~:開店・接客
  • 12:00~:休憩
  • 14:00~:接客
  • 19:00~:閉店・片付け・研修

9:00~9:30 出勤・開店準備

出勤したらまず制服に着替え、身だしなみを整えます。エステサロンではお客様に清潔感を与えることが何より大切なので、髪型やメイク、爪の長さなどもしっかりチェックします。

その後、店内の清掃を開始します。施術ルーム、待合室、トイレ、脱衣所など、お客様の目に触れるすべてのエリアを念入りに掃除します。鏡のくもりや床のほこりなど、細かい部分まで気を配ることがポイントです。

清掃と並行して、タオルやシーツといったリネン類の準備、施術に使用する機器の動作確認、化粧品や美容液の在庫チェックも行います。

9:30~10:00 朝礼・ミーティング

開店前に、スタッフ全員で朝礼とミーティングを行います。その日の予約状況を確認し、担当するお客様やタイムスケジュールを共有します。新規のお客様がいる場合は特に念入りに情報を確認し、カウンセリング内容や施術メニューについて事前に把握しておきます。

また、前日からの引き継ぎ事項や注意点、キャンペーン情報なども全員で共有します。チームワークを大切にするサロンでは、この朝礼の時間が1日のモチベーションを高める大切な場となっています。

10:00~12:00 開店・午前の接客

開店時間になると、予約されたお客様が順次来店されます。エステティシャンの1日は、基本的に3〜4人のお客様を担当することが一般的です。1人のお客様にかける時間は施術内容によって異なりますが、カウンセリングから施術、アフターケアまで含めて1時間〜2時間ほどかかります。

初めて来店されるお客様には、カウンセリングシートに記入していただきながら、お肌の悩みや生活習慣、理想とする状態などを丁寧にヒアリングします。リピーターのお客様には、前回の施術後の経過や体調の変化を確認してから施術に入ります。

施術中は、お客様がリラックスできるよう室温や照明、BGMにも気を配ります。力加減や施術のペースについても常に気にかけながら、時間内にスムーズに完了させることが求められます。

12:00~14:00 休憩

エステティシャンの休憩時間は、お客様の予約状況に合わせて取るため非常に不規則です。スタッフ同士で交代しながら、11時〜15時の間に1〜2時間ほど休憩を取ることが多いです。

予約が詰まっている日は、昼食をささっと済ませて次の施術の準備に取りかからなければならないこともあります。一方、予約に空きがある日は、ゆっくり休憩を取りながら午後に備えることができます。

14:00~19:00 午後の接客

午後も引き続き、予約のお客様への施術を行います。夕方以降は仕事帰りの会社員や学生など、幅広い年齢層のお客様が来店される時間帯です。

施術の合間には、カルテの記入や次回予約の確認、DMの発送準備といった顧客管理業務も行います。また、スキンケア用品や化粧品の在庫管理、備品の補充なども空き時間を見つけて効率よく進めます。

物販を担当する場合は、施術の前後でお客様に商品をご案内したり、美容に関する質問にお答えしたりすることもあります。

19:00~20:00 閉店・片付け・研修

最後のお客様をお見送りしたら、閉店作業に入ります。その日の売上をまとめて日報を記入し、施術で使用したリネン類の洗濯、機器の消毒、店内の清掃を行います。翌日の予約状況も確認し、必要な準備があれば前もって済ませておきます。

サロンによっては、閉店後に新人スタッフのスキルアップ研修や、新しいエステ機器のデモンストレーションを実施することもあります。週に1度は全体ミーティングの時間を設け、売上状況や改善点について話し合うサロンも多いです。

すべての作業が終わったら、施錠を確認して退勤します。

予約がない日の1日の流れ

エステティシャンは毎日お客様の施術ばかりしているわけではありません。予約が入っていない日や空き時間には、サロン運営に欠かせない裏方業務をこなしています

サロンワークが中心

予約がない日は、顧客管理や在庫管理、備品の発注、電話応対といった事務作業が中心になります。カルテの整理や次回予約のリマインド連絡、DMの発送準備なども、この時間を使って丁寧に行います。

また、リネン類の洗濯や消毒、店内の清掃といった日常業務に加え、普段手が回らない場所の掃除や、化粧品棚の整理整頓なども行います。サロンを清潔で快適な空間に保つことは、エステティシャンの重要な役割の一つです。

集客・宣伝活動

新規のお客様を増やすための宣伝活動も、予約がない時間を使って行います。最近では、SNSやブログの更新がサロンの集客に大きく影響するため、投稿内容を考えたり写真を撮影したりする時間も必要です。

サロンによっては、街中でチラシ配りをしたり、ショッピングセンターで肌診断のイベントを開催したりすることもあります。こうした地道な活動が、後の来店や契約に繋がっていきます。

研修・スキルアップの時間

エステティシャンは常に新しい技術や知識を学び続ける必要があります。予約がない日を利用して、サロン内で研修を受けたり、資格取得に向けた勉強会に参加したりすることも多いです。

先輩スタッフから新しいマッサージ技術を教わったり、美容機器の使い方を練習したりするなど、スキルアップのための時間を有効に使います。美容業界はトレンドの移り変わりが早いため、最新情報をキャッチアップすることも欠かせません。

エステティシャンのやりがい

エステティシャンのやりがいとして、以下の3点が挙げられます。

  • お客様の悩みを解決できる
  • 最新の美容に詳しくなれる
  • 指名客の獲得を目指せる

お客様の悩みを解決できる

お客様は顔や身体に関する悩み、あるいはなりたい姿をイメージしてエステサロンを訪れます。エステティシャンは、以下のような過程を経てお客様と一緒に目標の実現を目指します。

  • カウンセリングでお客様の本音を引き出す
  • 定期的にサロンに通ってもらう中で経過をヒアリングする
  • 日々の生活習慣やアフターケアについてアドバイスする

施術を通して目に見える効果が現れて、お客様に喜ばれたり感謝の言葉をかけてもらえたりすれば、大きなやりがいを実感できるでしょう。  

最新の美容に詳しくなれる

インターネットやSNSを通して、誰でも簡単に美容に関する最新情報を手に入れられる昨今。美容のトレンドは早く移り変わる傾向にあります。

流行している施術を新たに取り入れたり、お客様からの質問に正しく答えたりできるよう、エステティシャンには美容に関する最新情報を素早く入手することが欠かせません。

トレンドを追い続けることで美容に詳しくなれるだけでなく、自身の美容にも生かすことができます。  

指名客の獲得を目指せる

エステティシャンは、1人のお客様に対してカウンセリングから施術まで一貫して担当することが一般的です。接客や施術を通して信頼度をアップさせられれば、お客様に指名してもらえたり、リピーターになってくれる可能性が高まります。

信頼関係のあるリピーターは個人売上の安定をもたらしてくれます。さらに、独立を検討している方にとっては心強い見込み顧客となってくれるでしょう。

エステティシャンが苦労するポイントとは

やりがいの大きいエステティシャンですが、以下のようなポイントで苦労することも少なくありません。

  • 体力的な負担が大きい
  • ノルマやお客様対応がストレスとなり得る  

体力的な負担が大きい

フェイシャルエステの施術やカウンセリングを行う場合を除き、エステティシャンは立ったまま施術や接客を行います。全身に力を入れて長時間施術を行うボディのハンドエステでは特に、肩や背中に大きな負担がかかります。

さらに、営業時間外も店内の清掃や機器の点検といった数多くの業務をこなさなければなりません。

このように、エステティシャンは体力的な負担が大きい職種だといえます。  

ノルマやお客様対応がストレスとなり得る

エステサロンの中には、エステティシャン個人に対して厳しい売上ノルマを設けているところもあります。

ノルマを達成しなければならないというプレッシャーに追われる一方で、お客様に無理やりメニューの契約を勧めることに心苦しさを感じるエステティシャンも少なくないようです。

すぐに効果が現れない、施術時の力加減が強すぎるといったクレームを入れられるケースがあるなど、お客様との関係性に悩まされることも多いです。

職場環境やお客様との関係性といったストレスの要因が多いことも、エステティシャンが大変な職種だと言われる理由の1つです。

エステティシャンの働き方

エステティシャンとして働く際には、勤務時間やシフト、休日の取り方など、働き方の特徴を理解しておくことが大切です。

勤務時間と勤務体制

サロンの営業時間は店舗によって異なりますが、9:00〜22:00の間で8時間労働が基本となります。都心部のサロンでは夜遅くまで営業していることも多く、その分朝は比較的遅めの出勤となる傾向があります。

営業時間が長いサロンでは、早番と遅番に分かれてシフト制で勤務します。日によって出勤時間が異なったり、お客様の予約状況に合わせて勤務時間を調整したりすることもあります。

雇用形態によっても働き方は変わります。アルバイトやパートの場合は時給制、正社員の場合は月給制で給料が支払われます。フリーランスのエステティシャンとして働く場合は、予約が入った時間だけ勤務するスタイルになるため、時間の融通はききますが収入が不安定になりやすい点に注意が必要です。

休日の取り方

エステサロンは土日が繁忙期となるため、土日出勤が必須となる職場も多いです。その代わり、平日に定休日を設けているサロンや、シフト制で希望休を取得できるサロンもあります。

年中無休で営業しているサロンの場合は、スタッフ同士で交代しながら休みを取ります。年末年始やお盆などの長期休暇、有給休暇やフレックス休暇の取得ができるかどうかは、サロンの規模や方針によって異なります。

就職・転職を検討する際には、自分のライフスタイルに合った働き方ができるかどうかを事前に確認しておくと良いでしょう。

エステティシャンに求められる役割は大きい

エステティシャンに求められるのは、施術を行うことだけではありません。お客様の悩みや理想を引き出したり、お客様を気持ちよく迎えるための環境を整えたりと幅広い役割を担っています。 お客様の喜ぶ顔が見られる、美容に精通できるといったやりがいの大きい仕事でもあるエステティシャン。興味のある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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