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【エステサロン】LINE公式アカウントのメリットとは?注意点も解説

エステサロンに来店してくれたユーザーにファンになってもらうためには、施術や接客を通して顧客満足度を上げるだけでなく、積極的な情報発信も必要不可欠です。ユーザーに情報を届ける上で役立つ媒体として、LINE公式アカウントが挙げられます。

今回のコラムでは、エステサロンにおけるLINE公式アカウントの活用術を詳しく解説していきます。LINE公式アカウントを活用する上でのメリットや注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

LINE公式アカウントとは

スマートフォンを所有しているユーザーの8割以上が利用していると言われているLINEは、幅広い世代にとってなじみの深いコミュニケーションアプリです。

昨今は一般ユーザー同士のメッセージのやり取りだけでなく、企業や店舗が情報を発信する手段としても広く活用されています。

LINE公式アカウントを作成すると、友だち追加してくれたユーザーに向けて、メッセージやクーポンといった様々な形で企業や店舗の情報を届けることが可能となります。

エステサロンにとっても、LINE公式アカウントはユーザーへの情報発信やコミュニケーションの構築に大いに役立つツールです。予約を受け付けたりクーポンを配信したり、エステサロンならではの活用方法を積極的に取り入れている店舗が増えてきています。

エステサロン用LINE公式アカウントのメリット

エステサロンがLINE公式アカウントを活用するメリットとして、以下の4点が挙げられます。

  • 多くのユーザーにすぐに見てもらえる
  • ターゲットに合った情報を配信できる
  • お問い合わせや予約を受け付けられる
  • ユーザーの情報を集められる  

多くのユーザーにすぐに見てもらえる

  • ホームページ
  • 美容系ポータルサイト
  • チラシ
  • SNS
  • ブログ
  • DM
  • Web広告
  • Googleビジネスプロフィール

エステサロンがユーザーへの情報発信に活用できる媒体は上記のように多数存在しますが、その多くは、発信した情報がユーザーに届きづらいです。

例えば、InstagramやX(旧Twitter)は膨大な量のコンテンツに埋もれて情報がユーザーに見つかりづらい傾向にあります。ホームページはユーザーに検索されやすいキーワードの検索結果で上位表示されないと、多くのユーザーに見てもらうことは難しいです。

一方、LINEユーザーの多くは、アプリを起動していなくてもポップアップやバナーでメッセージの受信通知が届くよう設定しています。そのため、LINE公式アカウントで発信したコンテンツは友だち追加してくれたユーザーにすぐに気付いてもらえる可能性が高いです。

情報をユーザーに届けることに優れている点は、LINE公式アカウントの大きな強みだと言えます。  

ターゲットに合った情報を配信できる

LINE公式アカウントでは、友だち追加してくれたユーザーへのお礼メッセージや割引クーポンといった同じコンテンツを複数のユーザーに一斉配信することが可能です。

  • 友だち期間(友だち追加してから経過した期間)
  • 性別
  • 年齢
  • 端末
  • エリア

一斉配信を行う際には、上記の属性に従って送信先を絞り込むことができ、複数の属性を組み合わせることも可能です。20代前半のユーザーに新生活応援キャンペーンの情報を、というようにターゲットに合わせて最適な情報を発信できます。

ターゲットを絞ってメッセージを配信することは、関係のない情報を送信してブロックされてしまうリスクを軽減することにも繋がります。  

お問い合わせや予約を受け付けられる

LINE公式アカウントに備わっている1対1のチャット機能を利用すれば、ユーザーからの予約や問い合わせを受け付けることができます。

友だち追加してくれたユーザーは自分の好きなタイミングで予約を入れたり空き状況をチェックしたりすることができるため、手軽に施術スケジュールを組むことが可能です。

LINEを通して予約を受け付けると、Webの予約システムを活用するよりも費用負担を抑えられるため、サロン側にとってもメリットが大きいです。  

ユーザーの情報を集められる

LINE公式アカウントには、「ノート」と呼ばれる友だちの情報をメモできる機能が備わっています。以下のような情報を記録しておけば、ユーザーの情報を確認しながら効率良くお問い合わせに対応することができます。

  • 来店日・回数
  • 担当エステティシャン名
  • 利用してくれた施術内容
  • 年齢・性別

ユーザーの情報を手軽に一括で管理できることから、ノート機能をカルテ代わりに使用しているサロンもあるようです。

エステサロン用LINE公式アカウントのデメリット

エステサロンにとってメリットの大きいLINE公式アカウントですが、以下のようなデメリットがある点に留意しなければなりません。

  • 友だち追加のハードルが高い
  • 拡散性が低い  

友だち追加のハードルが高い

一般のユーザーがLINE公式アカウントを追加するためには、QRコードを読み取る、あるいはアプリ内でアカウント名を検索する必要があります。何も対策を講じなければ、新規ユーザーに友だち追加してもらえる可能性は極めて低いと考えて良いでしょう。

中には、自分のアカウント情報をエステサロンに公開することに抵抗を感じる方も少なくありません。友だち追加してもらうハードルの高さは、エステサロンがLINE公式アカウントを運用していく上でネックになることが多いです。

  • 友だち追加するメリットを提供する(割引や美容グッズのサンプルのプレゼントなど)
  • 店内のPOPやポスター
  • 集客に用いるチラシやホームページにQRコードを設置する
  • 来店してくれたユーザーに口頭で案内する

上記のような取り組みを通して、認知度を高めたり友だち追加のハードルを下げたりすると良いでしょう。  

拡散性が低い

情報を届けることが得意なLINE公式アカウントですが、友だち追加していないユーザーにはコンテンツを発信することができません。X(旧Twitter)やTikTokなどと比べると拡散性が低く、新規ユーザーへの認知度アップには向いていないツールだと言えます。

既存ユーザーのファン化にはLINE公式アカウントを、新規ユーザーへの集客活動にはInstagramやチラシをというように、目的に応じて媒体を使い分けられると良いでしょう

エステサロンで使えるLINE公式アカウントの機能

ここからは、エステサロンのLINE公式アカウント運用において活躍してくれる機能を3つご紹介します。

  • カードタイプメッセージ
  • ショップカード
  • リッチメニュー  

カードタイプメッセージ

カードタイプメッセージとは、画像と説明文を組み合わせたメッセージを送信できる機能のことを指します。

メニューの画像や価格、施術スタッフの写真やプロフィールの配信に活用するのがおすすめです。来店前に施術メニューを検討したり、スタッフに親しみを持ってもらったりすることで、ユーザーが来店するハードルを下げられます。  

ショップカード

ショップカードとは、LINE上で管理できるポイントカード機能のことです。ショップカード機能を活用してLINE上でポイントカードを管理すると、ユーザーがスマートフォンを見せるだけで手軽にポイントを貯めることができます

ポイントカードの発行数や特典として配布したチケットの使用率を分析でき、サロン側にとっても魅力的な機能です。  

リッチメニュー

トーク画面の下部に表示されるリッチメニューでは、以下のようなコンテンツへ遷移するボタンを表示させると良いでしょう。

  • ユーザーアンケート
  • 施術を受ける際の注意事項
  • 美容グッズの販売サイト
  • 期間限定のクーポン
  • キャンペーンの情報
  • 予約システムへのリンク
  • 友だち紹介制度の案内

複数のリッチメニューを切り替えられる機能も搭載されているため、新規ユーザー向けのメニューと既存ユーザー向けのメニューを設定するといった工夫も可能です。

LINE公式アカウントを運用する際の注意点

LINE公式アカウントを運用する際には、以下の2点に注意するべきです。

  • メッセージの送信頻度を増やしすぎない
  • 炎上・セキュリティ対策を徹底する  

メッセージの送信頻度を増やしすぎない

アカウントを運用する上で最も避けたいのは、ユーザーからブロックされてしまうことです。関係ない情報をむやみに送信したり、勧誘や告知のメッセージをしつこく送信したりすると、ユーザーに不快感を与えてしまうでしょう。

LINE公式アカウントでは、月に2〜4回、多くても週1回の頻度でメッセージを配信することが推奨されています。送信回数を最低限に抑えられるよう、ユーザーに伝えたい情報を整理して配信スケジュールを計画的に設定することをおすすめします。  

炎上・セキュリティ対策を徹底する

LINE公式アカウントに限らず、エステサロンがユーザーに発信する情報の内容は十分に精査する必要があります。

送信したコンテンツに対して不快感を抱いたユーザーがネガティブな口コミやSNS投稿をすると、あっという間に拡散されてサロンのイメージが一気に悪化してしまうためです。発信する情報の内容は、必ず複数人でダブルチェックすることをおすすめします。

乗っ取り被害に遭わないよう、セキュリティ対策を徹底することも大切です。万が一アカウントが乗っ取られてしまうと、顧客情報が流出してしまったり、不適切な情報を発信されてしまったりするリスクがあります。

複雑なパスワードを設定する、不審なURLはクリックしないといった対策が求められます。

LINE公式アカウントの強みを生かして運用しよう

お伝えしたように、LINE公式アカウントは友だち追加してくれたユーザーに情報を届けることが得意な一方で、拡散力や新規ユーザーを取り込む力では他の媒体に劣ります。

費やした労力に見合った効果を得るためには、LINE公式アカウントの強みを生かして運用することが大切です。今回ご紹介したポイントを押さえて、リピート率や集客力の改善に繋がる運用を目指してみてください。

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